＊今週、ハノイで、第9回全国愛国競争大会が開幕し、ベトナム共産党のグェン・フー・チョン書記長、チュオン・タン・サン国家主席、グェン・タン・ズン首相、グェン・シン・フン国会議長など党と政府の指導者や元指導者を始め、全国からおよそ2千人の代表が参加しました。大会で、グェン・フー・チョン書記長は演説を行い、次のように語りました。

（テープ） 

「今後、愛国競争運動は全党、全軍、全国民が党と政府の政策や路線を効果的に実施するため、集中的に激励します。それぞれの幹部や党員は自らの模範的な役割を生かして、愛国競争運動を促進しなければなりません」

 
＊今週、ベラルーシのルカシェンコ大統領はベトナムの国賓訪問を行いました。訪問中、ルカシェンコ大統領は、サン主席と会談し、グエン・シン・フン国会議長及びグェン・タン・ズン首相と個別会見した他、グェン・フ・チョン共産党書記長を表敬訪問しました。これらの席で、双方は、ベトナムとベラルーシとの協力関係が多くの分野において前向きな発展を遂げたことに満足すると共に、両国関係を新たな発展段階に早期に押し上げるために、両国の全面的な友好協力関係の推進に向けた決意を示しました。この機に行われた記者会見で、チュオン・タン・サン国家主席は次のように語りました。

（テープ）

「我々は両国間の取引や投資などを促進するための措置について話し合いました。双方は両国間の政府合同委員会の活動の効果向上、輸出活動、貿易投資振興、農業分野における協力の拡大などで一致しました。双方はベトナムとアジア欧州経済連盟との自由貿易協定の締結の重要性を強調しました。」

＊今週、日本参議院の山崎正昭議長はベトナム公式訪問を行いました。ベトナムを訪問期間中、山崎議長はベトナムのグエン・シン・フン国会議長と会談したほか、グエン・フー・チョン共産党書記長、チュオン・タン・サン国家主席、グエン・タン・ズン首相らと会見しました。これらの席で、双方は両国、並びに両国の国会の協力関係をさらに拡大することで一致しました。山崎議長は、日本の参議院はもちろん、自分自身も両国の戦略的パートナーシップの更なる発展に貢献したいとの考えを示しました。

＊今週、ハノイで国会常務委員会第43回会議が始まりました。会議で、国会常務委員会は第13期国会第10回会議の結果を評価するとともに第11回会議の準備作業に意見を提出しました。また、国会議員代表団事務局の任務、権限、組織に関する決議や2016年から2020年期の税関・関税機関の財政管理体制や人事に関する政府の報告案、市場管理法令、社会保険基金の管理費、そしてベトナムとアメリカのビザ発給合意書の交渉などについて討議が行なわれました。

＊今週、ハノイで、国会常務委員会は「ベトナム国会の70年間の発展を振り返る」をテーマにしたシンポジウムを行いました。開会演説にたった、ウオン・チュウ・リュウ国会副議長は「過去70年間、ベトナム国会は、日ごと、国民の最高代表機関としての地位と役割を示しています。それぞれの革命段階において、国会は、全国民の団結精神を活かして、民族解放・国の統一事業の保護に寄与してきた。第1期から第10期まで、国会は、5件の憲法、1千件あまりの法的文書を発効させた。これは、法整備に向けた重要な法的基礎であり、立法者の責任と知恵、国民の願望を示した」と明らかにしました。シンポジウムで、参加者らは「今後、ベトナム国会は新たな発展段階に入る。その背景の中で、国会は、2013年憲法と関連法律を効果的に履行するため、法整備を継続する必要がある」と強調しました。